ライブテクニカル 使用システム紹介

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LiveTechnical FULL HD VJ SET

2009年の9月13日のBIG CATで採用したセッティングはPanasonicのAV-HS400を基幹に据え、ontec VDRH-7001機とMacBookPro1機を素材送出に採用、ライブ中継用としてSONY HVR-Z5Jを4台とCanonのXL H1を1台ワイヤレス使用でスイッチングをオペレーティングした。

今回のセッティングで課題だったのが、HVR-Z5Jにはアナログコンポーネント、HDMIしかHDのアウトがなく、HDMIをSDIに変更する点だった。BlackMagicを使ってSDIに変更し課題をクリア。XL H1は、SDI端子がついているので、そのままSDIで出す事ができた。

もう一つの課題は、ワイヤレスだった。
タケナカのICTソリューション部が独自で開発したワイヤレスENGシステムを実験的に導入するところだった。こちらは、XVDをベースにHD信号をIP変換し、無線LANで飛ばすというももだった。
しかし、実際では途切れることなく、会場内に設置した2つのベースステーションにより充分に補う事ができた。今後よりカスタマイズを行い実践レベルのシビアなセッティングに耐えうるものにバージョンアップする課題が見つける事ができ、非常に大きな成果をあげる事ができたと言える。

出力は220インチのHDスクリーンに、PanasonicのTH DW10000を2台スタッキングし投影。
照明演出に左右される事なく、美しいFULL HDの画質を映し続けることができた。AV-HS400は、マルチプレビューができ、非常にオペレーションしやすい優秀なスイッチャーであることがわかった。

アーティストからの評価も高く、この日の映像演出に関しては、後日自身のブログでも話題にあがる程だった。何より演出プランを気に入ってくれていた事が何よりの収穫であったと言える。

今後もこのセッティングをバージョンアップし、市場へどんどん投入していきたい。